生産現場の仕事
何よりも豚の健康を第一に考えます。
◎生産の流れ
◎健康・衛生面
- 豚にとって快適な環境を整える
- 豚の体調(健康)に気を配る
- 衛生管理を徹底的に
- 自社内に家畜診療所の健康管理・衛生管理
繁殖部門
元気な子豚をなるべくたくさん産んでもらい、離乳します。
豆知識
母親は1年間に約2.5回分娩(お産)します。
一回のお産で約14~14.5頭お産して、11~12頭離乳します。
つまり、1頭の母豚は1年間に28~30頭の子豚を生むことになります。
肥育部門
離乳された子豚を元気にすくすくと成長させます。
豆知識
肥育豚は生まれてから一日当たり約675g成長します。
・餌について
豚が喜んでたくさん食べてくれるように、イモ・トウモロコシなどの穀物やムギ、大豆かすなどを主体としたうえに栄養バランスに優れた配合の餌を与えています。
体重が1kg増えるのに必要な餌の量は3kgです。
つまり生まれてから出荷まで豚1頭当たり約330kg~340kgの餌を消費するのです。
豚の健康管理
豚にとってストレスの無い環境をつくるようにしています。具体的な例を挙げると、農場内には母豚から生まれたばかりの子豚まで飼育されております。
それぞれの豚の大きさに合った温度管理・餌の管理を徹底して行います。
また、朝晩の温度差の無い様工夫しています。
更に、八幡平養豚組合内に家畜診療所を設け、そこに専属の獣医さんを置くことで病気に因るストレスをなくしております。
豚の衛生管理
私共は31年程前から以下の点を徹底して行っております。
農場内には関係者以外の立ち入りを禁止し、豚舎への入退室時には必ず入浴し、持ち込む荷物は殺菌庫で滅菌するなど、雑菌を持ち込まない様に細心の注意を払っています。
また、一貫経営の農場(子豚の生産から肥育豚の出荷まで、同一の施設内で行う)なので、出荷されるまで外部との接触がありません。そのため病気の原因をシャットアウトできます。